まずレンズを拭く
スマートフォンのレンズは、いつも指やポケットのほこりに触れています。指紋の脂がついたまま撮ると写真全体が白っぽくかすみ、夜は街灯や看板のまわりに光がにじむ筋が出ます。理由もなく写真がぼやけるなら、端末の性能を疑う前にレンズを確かめてください。メガネ拭きのようなやわらかい布で軽く拭けば十分です。目の粗いティッシュや、服のボタン・ファスナーはレンズカバーに細かい傷をつけることがあるので避けます。
レンズを拭く、手ぶれを抑える、ピントと露出を自分で決める、レンズ単位でズームする。端末を替えずに写真がよくなる基本です。
スマートフォンのレンズは、いつも指やポケットのほこりに触れています。指紋の脂がついたまま撮ると写真全体が白っぽくかすみ、夜は街灯や看板のまわりに光がにじむ筋が出ます。理由もなく写真がぼやけるなら、端末の性能を疑う前にレンズを確かめてください。メガネ拭きのようなやわらかい布で軽く拭けば十分です。目の粗いティッシュや、服のボタン・ファスナーはレンズカバーに細かい傷をつけることがあるので避けます。
暗い場所ほど、カメラは光を集めようとシャッターを長く開けます。その間に手が少し動くだけで写真全体がにじみ、小さな画面ではきれいに見えても拡大するとぼやけていることがよくあります。両手で持ち、ひじを体につけるとかなり安定します。息を吐いて止めた状態でシャッターをそっと押し、画面を強くたたく代わりに音量ボタンをシャッターに使うのも手です。壁や手すりに寄りかかるなど、体を固定できる場所を探すだけでも効果は大きいです。
自動モードはたいてい画面の中央や顔らしい所にピントと明るさを合わせます。撮りたい被写体が別にあるなら、画面のその場所をタップして指定します。タップ後に出る明るさのバーを上下に動かすと、写真全体の明るさを調整できます。一か所を長押しするとピントと露出が固定される端末が多く、構図を少し変えても設定が保たれます。空が白く飛びそうなときは、明るさを少し下げて撮るほうが後の補正も楽になります。
写真の明るさは絞り、シャッター速度、感度の三つが一緒に決めます。光の量が二倍になる差を一段といい、シャッターを1/250秒から1/125秒に変えると二倍の時間光を受けて一段明るくなり、感度を二倍に上げても一段明るくなります。スマートフォンのカメラの多くは絞りが固定なので、暗くなるとシャッターを延ばすか感度を上げるしかありません。そのため暗い写真は手ぶれしたり、ざらついたりしやすいのです。
二本の指で広げるデジタルズームは、写真の一部を切り取って引き伸ばすので画質が落ちます。カメラ画面の倍率ボタンは、端末によっては実際に別のレンズへ切り替えるもので、その倍率で撮るのがいちばん鮮明です。ボタンの間の中途半端な倍率は切り抜きで作られていることが多いです。できるなら一、二歩近づくのが最良のズームです。逆に超広角レンズは広く写せますが端が引き伸ばされて見えるので、人を画面の端に置かないようにします。
カメラ設定には、写真をすぐによくしてくれる機能が初期状態でオフになっていることがあります。一度探してオンにしておけば、ずっと役に立ちます。
遠くの風景や舞台をフラッシュで照らそうとしても効果はありません。スマートフォンのフラッシュは近い距離しか届かず、前の人の後頭部を白くするだけです。撮影時から強いフィルターをかけると後で戻せないので、元の写真は素直に撮り、フィルターは後で選ぶほうがよいでしょう。ガラス越しに撮るときはレンズをガラスにぴったり近づけると反射が減ります。一枚で終わらせず同じ場面を何枚か撮っておけば、目つぶりや手ぶれを避けられます。
他人の顔が誰か分かる形で写った写真を公開するなら、先に同意を得てください。同意なく公開すると肖像権の侵害になり得ますし、他人の体をこっそり撮る行為は犯罪です。コンサートや展示、宗教行事など撮影を制限している場所では案内に従い、静かな場所ではシャッター音や画面の明るさも周りの迷惑になり得ることを覚えておきましょう。混雑した場所で通路をふさいだり、長く場所を占めたりして撮らないのも基本です。
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